BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#435

和酒と小料理

㐂なり

2023/7/1放送

26歳でアパレル業界から転身!
東京都杉並区阿佐谷で
人気酒場を作り上げた若き女将の物語

6種類もの「おつまみ盛り合わせ」に大満足!

今回の舞台は、東京都杉並区阿佐谷。「青春時代を過ごした」きたろうさんと、「初めて来た」武藤さん。JR阿佐ヶ谷駅から、ふたりが向かった今宵の酒場は、青梅街道沿いにある「和酒と小料理 㐂(き)なり」だ。店を切り盛りするのは、女将の及川りんこさん(31歳)。「女将っぽくないって言われちゃうんで(笑)」と、あえて割烹着を着て店に立つ若き女将に、きたろうさんは頬を緩めながら、さっそく、ふたりは、焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」。

最初のおすすめは、「おつまみ盛り合わせ」。6種類のおつまみがぎゅっと盛られた一皿に、「凝ってるね〜」と大喜びのふたり。この日は、奈良漬けタルタルバゲット、燻製味玉、スモークサーモンと人参のラペ、れんこん明太クリーム、アスパラとお豆の白和、ヤングコーンバターソテー。どれも素材の味を活かした、女将の手作りで、「全部、味が違って、楽しい。ちゃんとお酒に合う!」と感激する武藤さん。「ひとつひとつ手が込んでるね。これでチューハイ2杯はいけるよ」ときたろうさんも上機嫌だ。

北海道出身の女将は大学進学を機に上京し、卒業後はアパレル業界に就職した。転機が訪れたのは25歳の時。「それまでは、ひたすら服と向き合う仕事だったので、接客や人と関わる仕事にチャレンジしたくなった」とか。「もともとお酒がすごく好きだった」と酒場の開業を決意し、接客や料理の経験が全くないまま、平成30年、26歳でいきなり酒場の世界に飛び込んだのだ。そんなお酒好きな女将に一杯勧めるきたろうさん。女将は、「ありがとうございます」とうれしそうに頷き、今度は、3人で「今宵に乾杯!」。

全く違う世界への転身は、「ちょっと若気の至りでした」と言いながらも、楽しそうな女将。料理は店を手伝ってくれた料理人から教わり、徐々に作れるようになったと言う。「お寿司屋さんや、イタリア料理をやっていた方、さすらいの料理人とか……(笑)」と、幅広いジャンルの料理を学び、「包丁の使い方やお米の研ぎ方、出汁の取り方など、和食の基礎知識もきっちり学んだ」と話す。

続いては、「牛すじ煮込み」を。塩煮込みの透明なスープに、「やさしい味〜」と喉を鳴らす武藤さん。程よく歯応えを残した牛すじは、「柔らかいけど、存在感もしっかり」と大満足。牛すじ肉の臭みをとるために4回下茹でしてから、ネギや生姜、真昆布などの出汁で煮込むそうで、「手間暇かけたお料理を」という女将のこだわりを感じる一品だ。

揚げたてフワフワ! 「タコと枝豆の手作りさつま揚げ」

店名の「㐂なり」は、「生成り」(生地に手を加えていない、そのままの状態)に由来しているそうで、「お店をやっていく上で、自分なりのカラーに染めたくて」と女将。最初は渋谷で物件を探したものの見つからず、範囲を広げて、この物件を見つけた。「阿佐谷は住み良くアットホームな街。お店同士もお客さん同士も横のつながりが強い。地域密着型のお店にしたかったので、渋谷より阿佐谷の方が合ってたのかも!」。

ここで登場したのは「㐂なりの和風ポテサラ」。たっぷりのかつお節と隠し味のたくあんで和風に仕上げ、低温の油でカリカリに炒ったじゃこをトッピング。きたろうさんは、「ポテサラにかつお出汁!?」と食べてみて、「これは旨い!おじさん、たまんないね」と大興奮だ。

料理のこだわりは、「ちゃんと体にいいものを作ること。末永くお酒を飲んでもらえるように、お客さんの体調面にも気を遣って、薄味にしたり、油を少なめにしたり。勝手に健康管理してます(笑)」。そんな女将が作るオススメメニューには、「しめ鯖(生・炙り)」、「たっぷりチーズの厚切りハムカツ」、「ばっけ味噌焼きおにぎり漬物セット」など、丁寧に作るこだわり料理が並び、「お客さんには、できたてを食べてもらいたい」と、料理の作り置きをしないことも心がけている。

次にいただくのは、揚げたての「タコと枝豆の手作りさつま揚げ」。低温の油でフワフワに揚げた、女将自慢の一品に、武藤さんは、「柔らかくてふわふわ。タコの味がしっかり!」と舌つづみ。具材は季節によって変えているそうで、きたろうさんも、「季節感があって、贅沢だねぇ」と感心しきりだ。

最後の〆は、「ペペ玉」。ペペロンチーノの卵とじのような料理で、博多のB級グルメとか。玉ねぎやしめじ、ベーコンに加えて、鷹の爪のかわりに豆板醤を入れているとのこと。「なんかほっこりする味なんですよね〜」とすっかり気に入った様子の武藤さんだった。

実は以前、「夕焼け酒場」の放送にお客さんとして写り込んだことがあるという女将。「まだお店を始める前だったので。まさか、うちに来て下さることになるんて。ありがとうございます!」と喜び、「10年、15年と続けていけるように、阿佐谷という街に根付いて、私なりにやっていきたい」と夢を語る。女将にとって酒場とは、「学びの場。もともと飲み手側から始めてるので、堂々と飲みながら勉強できる場ですね」と柔らかな笑顔が輝いた。

「和酒と小料理 㐂なり」の流儀

その壱

まずは六つの味が楽しめる“おつまみ盛り合わせ”を食らうべし!

6種類のおつまみがぎゅっと盛られた一皿。この日は、奈良漬けタルタルバゲット、燻製味玉、スモークサーモンと人参のラぺ、れんこんの明太クリーム、アスパラとお豆の白和、ヤングコーンバターソテー。お客さんが飽きないように日によって内容を変えている。
おつまみ盛り合わせ980円(税込)

その弐

お店の大人気メニュー“牛すじ煮込み”を食らうべし!

牛すじと大根、こんにゃくの塩煮込み。牛すじ肉の臭みをとる為にお湯を変えながら4回下茹でし、ネギ、生姜、真昆布の出汁に塩、酒、みりんを加えて煮込む。歯応えを残すため、煮込み過ぎないのが女将のこだわりだ。
牛すじ煮込み690円(税込)

その参

和風仕立ての“ポテトサラダ”を食らうべし!

ポテトサラダにたっぷりのかつお節と隠し味のたくあんを入れて、和風に仕上げる。さらに、低温の油でじっくり炒ってカリカリの食感に仕上げたじゃこをトッピングすれば、たまらない旨さに。
㐂なりの和風ポテサラ590円(税込)

きたろうさんから、㐂なりへ贈る「愛の叫び」

㐂なりの女将は
まさに生成り

―――きたろう

「和酒と小料理 㐂なり」

住所
営業時間
定休日
東京地杉並区阿佐谷南1-15-6
18:00〜24:00 土曜17:00〜24:00
日曜
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

ページトップへ