BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#279

魚洋水産

2020/4/4放送

高級飲食店が並ぶ六本木で
人気の大衆酒場を営む名物女将
愛されキャラにファン多し!

パパイヤ鈴木さんおすすめのニラ玉子

「夕焼け酒場」放送7年目突入を記念して、素敵なゲストをお迎えする第一弾。本日のスペシャルゲストは、ダンサーや振付師として活躍し、マルチな活動を続けるパパイヤ鈴木さん。パパイヤさんがおすすめする今宵の酒場は、港区六本木で創業28年目を迎えた「魚洋(うおひろ)水産」だ。さっそく店を訪れた一行は、「おかえりーっ」と、女将に威勢よく迎えられ、まずは焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」。パパイヤさんとは10年以上の付き合いという女将の大場メリさん(72歳)が、店を切り盛りしている。

最初の料理は、パパイヤさんが必ず頼む「ニラ玉子」。だしが効いたふわトロ玉子にピリっと辛いコショウがたっぷり。パパイヤさんは、早くも2杯目のチューハイを飲みながら、一口食べて、「まいう〜!」の雄叫び。「『まいう〜』いただきました!」と西島さんは大喜び。きたろうさんも「素朴で旨い」と舌つづみを打つ。

ここで、「パパイヤ鈴木が愛する酒場3つの条件」を発表! 一つ目は、メニューが多いこと。壁に貼られた40種類以上の品書きを見ながら、「僕ね、メニューだけでも飲めるんですよ」とパパイヤさん。二つ目は、指定席があること。店内が見渡せる奥の角席がお気に入りだ。そして三つ目は、名物女将! 「店に行くのは、会いたい人がいるから。テンション高い女将が、こうやっていてくれるだけでいいんです」と笑う。

お次は、「ウチは魚屋だから」と女将がおすすめする「刺身4点盛」。まぐろ(中とろ・赤身)、天然ぶり、〆サバ。新鮮なぶりに、「味が濃くて、めちゃくちゃおいしい〜!」と歓声を上げる西島さん。きたろうさんも、まぐろを食べて「甘いっ」と感激しながら、「やっぱり馴染みじゃないと、いいもの仕入れられないでしょ?」と聞くと、「築地時代からの付き合いですから」と女将。

女将の大場さんは、19歳で深川の鮮魚屋に嫁いだ。「昔は、アンコウなんかも、私がつるし切りしてたの」と、なんとも豪快。28歳からは自分で商売を始め、銀座のクラブなど4軒の店を開業した。その後、44歳で六本木に魚洋水産を開業。女手ひとつで酒場の激戦区に人気店を作り上げた。「不安なんて全然ない。初めて経験することは楽しくてしょうがなかった」とプラス思考だ。

続いていただく「イカ肝炒め」は、店一番の人気メニュー。丁寧に切り目を入れたイカをガーリックバターとイカ肝で作る特製ソースで炒める。「これはおいしい!」と大絶賛の3人。

“飲み物”のカレーで乾杯!

Aパターン

女将の魅力は、「とにかく元気! ちょっと心が疲れていても、女将さんに声かけてもらったら、くだらなく思えてくる。心の医者なんですよ」と実感がこもるパパイヤさん。落ち着ける実家のような雰囲気の店には、女将を慕う芸能人も多く来店し、常連さんも女将が大好き。20年来の常連客から、芸人を目指すアルバイトまで、誰に対しても分け隔てなく接する女将のファンばかりだ。2年前には、うれしい出来事も。15年前に夫と死別した女将は、70歳で、1歳年上の男性と再婚したという。「まだ一回も結婚してないけど、すごい希望をもらった」と興奮する西島さんに、「まだ早いっ」と総ツッコミが入る。

次のおすすめは、「くじらベーコン」。かつおや昆布のだしをブレンドした自家製ポン酢でいただけば、「こりゃ旨い! なつかしの味」とパパイヤさん。「クジラの香りがすごい」と西島さんも感動する。

「待ってくれているお客さんがいるから」と、誰よりも早く店に来て仕込みを行い、パワフルに働く女将。「プレッシャーはない?」ときたろうさんが聞くと、「ないですよ。私が作ったものを食べてもらえばいいだけ。学生さんなら、少し量を多くしたり、青森出身なら、ちょっと味を濃くしたり」と細やかな気配りも忘れない。「一瞬会っただけで、愛されるキャラだね」と感心しきりのきたろうさん。パパイヤさんも、「女将が引退なんかしたらヤだよね。絶対無くなっちゃダメな店だよ」としみじみ。

そして、〆には、パパイヤさんが「ぜひ飲んでいただきたい」と言う一品を。女将が運んできたのは、大皿になみなみと注がれたカレーライス。「なにコレーっ!! 」と大興奮のきたろうさんと西島さんに、パパイヤさんは、「我が師匠とも言うべき、元祖おデブタレントのウガンダ・トラさんが、『カレーは飲み物』と言い放って以来、カレーは飲み物になりました。これはドリンク!」と断言(笑)。平成20年に他界したウガンダ・トラさんを偲び、毎年、後輩たちが集まって「カレーを飲む会」で追悼しているそうで、3人もカレーで献杯!

「元気で仲間がいて、酒が飲めれば、それが一番!」と、はつらつとした笑顔の女将に、「六本木のイメージが変わったよ。気取った街かと思ったけど、こんな店もあるんだね」と、きたろうさん。女将にとっての酒場とは、「そりゃぁ、酒飲む所でしょ!!」と単刀直入な答えで、一同大盛り上がり!

「魚洋水産」の流儀

その壱

まずはパパイヤ鈴木が必ず頼む“ニラ玉子”を食らうべし!

だしと醤油で味付けして焼いた玉子に胡椒をたっぷりかけたニラ玉は、トロッとした玉子がふんわりとニラに絡み、ピリっとした胡椒がアクセントに。
ニラ玉子680円(税別)

その弐

お店自慢のお刺身4点盛を食らうべし!

この日は、まぐろ(中とろ・赤身)、天然ぶり、〆サバの盛り合わせ。どれも抜群の味わいの刺身は、築地市場の頃から付き合いのある馴染みの店から、いいものを仕入れている。
刺身4点盛2,780円(税別)

その参

〆には必ずパパイヤ鈴木オススメの“飲み物”を食らうべし!

「カレーライスは飲み物」という名言を残した故ウガンダ・トラさんへのリスペクトが込められた一品。ターメリックやナツメグなど6種類のスパイスを使用し、トマト、玉ねぎ、人参、セロリなどの具材が溶け込むまでじっくり煮込んだ、本格的なカレー。
カレーライス(大)1,080円(税別)

きたろうさんから、魚洋水産へ贈る「愛の叫び」

六本木にある下町のお店
味はまいう〜

―――パパイヤ鈴木

「魚洋水産」

住所
営業時間


定休日
東京港区六本木5-9-16
月〜木17:00〜27:00
金17:00〜29:00
土17:00〜23:00
日・祝
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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