BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#412

酒場

まるしゑ

2023/1/21放送

お酒に合う絶品料理が大評判!
東京都渋谷区代々木上原に
人気酒場を作り上げた女将の物語

酒飲みが唸る禁断の「痛風盛」! 

東京都渋谷区代々木上原にやってきた、きたろうさんと武藤さん。代々木上原駅の改札を抜けて30秒。駅の目の前にある「酒場 まるしゑ」が今宵の酒場だ。地下1階の店内には、大きなコの字カウンターがあり、女将の柏木由夏(ゆか)さん(41歳)が明るい笑顔で迎えてくれた。「厨房を見渡せるカウンター、楽しい!」と、ふたりはワクワクしながら、さっそく、焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」。

最初のおすすめは、「おばんざい」の盛合わせ。「ポテトサラダ」、「ちぢみほうれん草ときのこのお浸し」、「鶏チャーシュー」、「里芋と鶏肉のあおさ煮」の4種が小鉢で並ぶ。ベーコンやクリームコーンなども入ったポテトサラダは、「しっかりした味付けで、おいしい!」と武藤さん。「鶏チャーシューもお酒に合う」と止まらない。女将の由夏さんが「お酒を飲む人を基準に作ってます」と言うとおり、どれもおつまみにぴったりで、きたろうさんも次々食べては、「旨い、旨い」と感激するばかり!

由夏さんが33歳で開業した店は、今年で9年目。「この番組と一緒! よくもったもんだ」と言うきたろうさんに、「ハハハハ!」と豪快に笑う由夏さん。「笑い声がでかいよ!」ときたろうさんに突っ込まれて、さらに「ハハハハハ!」と愉快な笑いが止まらない。幼少期から料理が大好きだったそうで、高校卒業後、栄養士の勉強をするべく東京農業大学に入学。卒業後は、都内の酒場で10年間修業したが、当時はまだ女性が少ない仕事場だったという。きたろうさんが、「男に負けるものか、って思った?」と聞くと、「そうですね。男の人をいかにうまく使ってやろうかって」。武藤さんは、思わず、「かっこいい!!」と目を輝かせ、きたろうさんも、「十夢に似てるな。十夢もこう見えて、男っぽいんだ」と暴露!? 武藤さんは、「やめてください、アイドルやってるんですから!(笑)」。

次の一品は、酒飲みにはたまらない「痛風盛」! すじこ、甘海老(醤油漬け)、あん肝、たらこ、ウニがぎゅっと盛られた小皿に、歓声が上がる。武藤さんは、「もったりとしたあん肝、おいしい〜」とチューハイをグビグビ! ねっとり甘い甘海老の醤油漬けも、トロリとしたウニも濃厚で、きたろうさんも、「これで3杯はイケる」と大満足だ。

溶岩で焼き上げる! 「イベリコ豚ロース溶岩焼」

店名の「まるしゑ」は、フランス語で「市場」のこと。「ゑ」の字には、「人々が集まる」という意味もあり、「人や食べ物の縁をつなげるという意味を込めた」とか。メニューは、由夏さんが、従業員の神崎聡美さん(34歳)と一緒に考えるそうで、「生酢かき」、「アボカドの味噌漬け」、「塩サバ×もろみキャベツ溶岩焼」など、酒飲み垂涎の料理がズラリ! 神崎さんは、「由夏さんは、いつも明るくニコニコしていて、みんな楽しくなる。周りを巻き込む力があるすごい人」と、尊敬の眼差しだ。“仕事一筋”な印象の由夏さんだが、結婚もしていて、旦那さんも同業者。「今は寿司店で修業中ですが、ゆくゆくは一緒に」と言い、きたろうさんは、「しっかしてるなぁ」と感心するのだった。

続いて、こだわりの豆腐を使った「厚揚げ」を。揚げたてアツアツにかぶりつけば、外はカリカリ、中はなめらかで、たまらない旨さ! 代々木上原で創業90年を迎えた老舗の太田屋豆腐店の絹ごし豆腐は、昔ながらの手作りで、濃厚な大豆の旨みが味わえると大人気だ。

ここで、鹿児島県桜島の溶岩を熱して焼き上げる「イベリコ豚ロース溶岩焼」がジュージューと音を立てて登場! 余分な脂が溶岩に吸い込まれヘルシーに仕上がるそうで、きたろうさんは、「外側カリッと中ジューシー! これが溶岩焼きか」と絶賛し、武藤さんも頬が落ちそう。

「ベストな営業ってなかなかできない」と由夏さん。「お客さんを待たせたり、自分の思う通りにできなかったり。でも、私がダメだと思うと、お客さんにも伝わってしまう。だから、お客さんが楽しく飲めていればいいな、という思いでやっています」。きたろうさんは、「うまくいかないのが普通だよ。うまくいったと思っても、お客さんはそう思わないこともあるし。難しいよね」と言い、武藤さんも、「ライブもそうですね」と大きく頷いた。

最後の〆は、その名も「〆ラーメン」。鶏ガラの出汁をベースに醤油であっさりと仕上げた、小さめサイズのラーメンは、「あっさりしていて、ちょうどいい」と武藤さんもペロリだ!

「今後の夢は、旦那さんと一緒に店をやること」と言う由夏さんだが、きたろうさんに、「一緒にやらない方がいいと思うなぁ。彼女の良さが消えちゃう気がする」と言われて、「確かに、本気でやっているときは、あんまり会いたくないかも……。今、そう思いました!(笑)」とあっさり考え直すことに!? 酒場とは、「笑顔が増える場所。おいしいお酒と料理で楽しんでほしい」と、やっぱり笑顔の由夏さん。きたろうさんは、「いいよね。女将がいつも笑ってくれるから、こっちも元気になれる!」

「酒場 まるしゑ」の流儀

その壱

まずはお店自慢の“季節のおばんざい”を食らうべし!

ポテトサラダ、ちぢみほうれん草ときのこのお浸し、鶏チャーシュー、里芋と鶏肉のあおさ煮の4種類。炒めた皮付きジャガイモを使ったポテトサラダはしっかりした味付けで、お酒のおつまみにぴったり! 常時8〜10種類のおばんざいを用意してあるそうで、希望に合わせてアレンジも可。
おばんざい(4種)660円(税込)※季節により内容は変わります

その弐

禁断の王道つまみを揃えた“痛風盛”を食らうべし!

すじこ、甘海老(醤油漬け)、あん肝、たらこ、ウニという、酒好きにはたまらないおつまみを、小さなお皿にぎゅっと盛り合わせた宝石箱のような一皿。ねっとりとした甘さの甘海老の醤油漬けは、後で、頭と殻を揚げて「甘海老の殻揚げ」として出してもらえるのもうれしい。
痛風盛(5種)600円(税込)※季節により内容は変わります

その参

イベリコ豚のロースを使った“溶岩焼”を食らうべし!

鹿児島県桜島の溶岩を熱して使用。余分な脂を吸収し冷めにくいのが特長で、ジュージューと音を立てながら、溶岩ごと提供される。焼き上がったイベリコ豚ロースは、外側はパリッと中はふっくらで、ジューシーなおいしさを堪能できる。
イベリコ豚ロース溶岩焼1,080円(税込)

きたろうさんから、まるしゑへ贈る「愛の叫び」

由夏さんのガラガラ笑い声と丁寧な料理、
デリシャス!!

―――きたろう

「酒場 まるしゑ」

住所
営業時間
定休日
東京都渋谷区西原3-11-6 B1F
16:00〜23:00
不定休 ※営業時間は都の要請に応じて変更あり
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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