BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#483

粋肴(すいこう)

しま田

2024/6/29放送

粋なこだわり料理に舌つづみ!
創業60年目を迎えた老舗酒場
暖簾を守り続ける夫婦の物語

「生本鮪赤身」3つの部位を食べ比べ!

今宵の舞台は、東京都北区浮間。きたろうさんと武藤さんがお邪魔したのは、JR埼京線・浮間舟戸(うきまふなど)駅から徒歩8分、創業60年目を迎えた老舗酒場「粋肴(すいこう) しま田」だ。清潔感あふれる明るい店内で、二代目主人の嶋田龍三さん(50歳)と和服姿の妻・美穂さん(45歳)に迎えられ、さっそく、ふたりは、焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、「生本鮪赤身」。「生鮪にこだわって、冷凍は使わない。その時に獲れる一番美味しいものを」というご主人が、この日、仕入れたのは、鳥取県境港で水揚げされた生本鮪。赤身の中でも背骨に近い“骨際(ほねぎわ)”、中トロに近い“背の皮際”、その間の“中間”の3種類を食べ比べる。ご主人曰く「食感も味も全然違う」とのことで、武藤さんはまず骨際を「キメが細かくてギュッとしてる」と味わい、「中間はなめらか。皮際はちょっとトロの感じがする!」と、それぞれの美味しさに驚きを隠せない!

店は創業60年目。龍三さんの父・孝三さんが、昭和39年に北赤羽で「大衆食堂酒場しまだ」を開業したのが始まりだ。その後、現在の場所に移転。孝三さんが52歳という若さで他界してからは、母・ヒロさんがひとりで三人の子供を育てながら、店を切り盛りしてきた。そんな母の姿を見て「飲食業とは違う道に」と経理専門学校への進学を望んだ龍三さんだったが、「ちょうど、店を建て替えるタイミングで、このままだと新しい店を60歳の母親がまたひとりでやることになる。それなら、僕が……」と、一大決心。18歳で調理師専門学校に入学し、卒業後、平成6年に20歳で二代目を継いだ。しかし、お客さんの反応は厳しく、「まずい、まずくないだけではなく、『若い奴がやってるからダメ』と言われる。それには反論できず、『すみません』しか言えない。一日何百回言ってるんだろうと、挫折しそうにもなりました」とご主人。それでも、「そんな時、話を聞いてくれるお客さんに相談させてもらって救われました」と振り返った。

さて、次は、先代から受け継ぐ「牛もつ煮込み」を。麹味噌を使い、代々継ぎ足す煮込み汁を加えるそうで、きたろうさんは「これは、うまい! 全然、奇をてらってないのに、こだわりを感じる」と絶賛。武藤さんも、「定番だけど上品な味。モツがとろっとろ!」と目を細めた。

女性人気No.1「山芋とタコの鉄板焼き」

店は3年前に改修したばかり。それを機に、ご主人は自分の理想の店を目指してある決断を下したという。「先代が名付けた『大衆食堂酒場』の“安さ”や“大衆”の要素は残しつつ、何かもっと粋なものを提供したい」と、夫婦ふたりで『粋肴 しま田』という屋号を考えたのだ。

ところで女将の美穂さんは、22年前にアルバイトとして店に入ったそうで、ご主人は、「その時からピンとくるものがあった」と笑いながら、「彼女は隙がないくらい真面目。僕も負けそうなくらい芯が一本通ってる」と一目置く。美穂さんは、「最初は、いい店長という感じでそんな関係になるとは思ってませんでした。でも一緒に働くうちに、お客さんへの温かさや熱い人だということが分かって。こういう人と結婚できたら、という感情に変わった」と、2年後に結婚し、それ以来、女将として龍三さんを支え続けている。

続いては、自家製味噌ダレで食す「牛タンつくね串(卵付き)」。生の卵黄を絡めれば、「味噌と卵が合う! 旨い!」とたまらない様子のきたろうさん。武藤さんも「外側カリカリで中はジューシー! お肉の旨みがすごい〜」と大興奮だ。

ここで、先代女将の母・ヒロさん(91歳)がご登場! 「先代は病気がちで、私が一人で頑張ったのよ! 酒場をやって良かった。息子が継いでくれてうれしいです」と溌剌とした笑顔。きたろうさんが、「いい奥さんに出会えたからだね」と言うと、「そう! 良い子だよ。何だって聞いてくれるし」と大きく頷く。龍三さんも、「若女将が家のことを全部やりながら、お店のこともやってくれて。頭が上がりません」と感謝するばかり。そんなふたりの言葉を受けて、美穂さんは、「この商売をやり始めて、大変さを知りました。これをずっと一人でやってきたお義母さんは、本当にすごい。尊敬してます」と涙を滲ませた。

次のおすすめは、「山芋とタコの鉄板焼き」。もんじゃ焼きのように混ぜ合わせていただけば、武藤さんは、「タコや生姜、いろんな味して、お酒が進む!」とチューハイをグビグビ!

最後の〆は、新潟県産こしひかりを使った「鮭おにぎり」。パリッとした海苔を巻いて頬張って、「お米がおいしい〜」と感激する武藤さん。きたろうさんも、「鮭も旨いよ。幸せになるな」と、至福の表情を浮かべる。さらに食後には、女将手作りの自家製スイーツも! きたろうさんは「熟成チーズケーキ」、武藤さんは「モンブラン」を選び、「もう完璧!」、「おいしくて、いくらでも食べられる!」と堪能しきった。

「お客様が笑顔で帰ってくださるのが一番うれしい」というご主人。酒場とは、「心の充電をする場所。たっぷり充電して明日の活力にしてほしいですね!」。

しま田のオススメおつまみ

3種の部位が食べ比べできる“生本鮪赤身”

鮪にこだわるご主人がこの日は鳥取県境港で水揚げされた天然本鮪。赤身のなかでも、骨に近い部分から“骨際”、“中間”、中トロに近い“背の皮際”の3種類の部位を食べ比べ。食感や風味の違いを楽しみたい。
生本鮪赤身(3切)770円(税込)

父親から受け継いだレシピで作る“牛もつ煮込み”

牛もつ、大根、こんにゃくを麹味噌で煮込み、継ぎ足されてきた煮込み汁を加えて作る。59年続く伝統の味は、定番ながら上品な味わい。麹味噌の風味が絶妙なおいしさに。
牛もつ煮込み520円(税込)

女性人気No.1メニュー“山芋とタコの鉄板焼き”

熱した鉄板に卵を落とし、タコ、だし汁、生姜、日本酒、岩塩を加えたとろろを流し入れる。もんじゃ焼きのように全体を混ぜていただけば、優しい食感の中にいろいろな味が混ざり合う。
山芋とタコの鉄板焼き825円(税込)

契約農家から仕入れるお米を使った“鮭おにぎり”

ご主人こだわりの新潟県産コシヒカリを使ったおにぎりは、海苔を自分でまいていただく。パリっとした海苔と炊き立てのお米、鮭の塩加減も完璧なおにぎりだ。
鮭おにぎり275円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「イベリコ豚中落ちカルビ焼き」979円(税込)
  • 「銀ダラ西京漬け焼き」858円(税込)
  • 「揚げ出しもち(納豆入り)」858円(税込)

きたろうさんから、しま田へ贈る「愛の叫び」

一人一人が尊敬し合って攻めてる店
充電されました。

―――きたろう

「粋肴(すいこう) しま田」

住所
営業時間
定休日
東京都北区浮間4-3-11
17:30〜23:30
月曜 第1・3日曜
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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