BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#484

房総料理

木むら

2024/7/6放送

東京都台東区浅草で創業38年目!
50歳で酒場を開業した女将が
孫娘と二人三脚で守る老舗酒場の暖簾!

房総半島の郷土料理「さんが焼き」

今宵の舞台は東京都台東区浅草。きたろうさんと武藤さんがお邪魔するのは、東京メトロ銀座線・浅草駅から徒歩10分。路地裏に店を構える老舗酒場「房総料理 木むら」だ。店を切り盛りするのは、女将の木村玲子さん(87歳)と一年前から店を手伝っている孫娘の亀田瑞結(みずき)さん(29歳)。昭和レトロな雰囲気の店内で、きたろうさんと武藤さんは、さっそく焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、房総半島の郷土料理「さんが焼き」。叩いたアジの身を味噌で味付けしネギや生姜を加えて焼き上げる。きたろうさんは一口食べて、「いや〜、旨い!」と唸り、武藤さんも、「魚の旨みとさっぱりした薬味がおいしい〜」と舌つづみ!

女将の故郷は、千葉県九十九里浜の漁師町・御宿町(おんじゅくまち)。25歳で千葉県から上京して浅草に嫁ぎ、2人の子宝にも恵まれたが、45歳の時にサラリーマンだった夫が他界。暮らしを支えるために義父母の家を改装して「木むら」を開業したのは、50歳の時だった。しかし、その船出は全てが手探り。「料理もできなかった。義母が料理をしてくれていたので、お米研いだこともなくて……」と女将。「でも、場所的には飲食店がいいし、当時20歳になった息子が、『もしダメだったら俺が借金を払う』と言ってくれたから」と心を決め、「見よう見まねでやるうちに、だんだんできるようになった」と振り返る。

さて、次のおすすめは、女将のオリジナル料理「さばねぎ」。香ばしく焼いたサバの身をほぐし、たっぷりの大根とネギを乗せていただく。塩だけの味付けもシンプルでサバ本来のおいしさを味わえる一品に、「優しい味だね」、「さっぱりしてておいしい!」と感激するふたりだ。

約1年前から店を手伝う瑞結さんは、女将の長女・麻里さんの娘。浅草三社祭でも神輿を担ぐ浅草っ子で、なんと女将も「コロナ前までは私も担いでいた」とか! そんな瑞結さんが、子供の頃からずっとかわいがってくれた祖母のもとで働くことを決めたのは、「ばぁばも高齢になって、ひとりでは難しくなってくる。引退してお店がなくなるのはすごく寂しいし、手伝えるのは私しかいない」。一方、女将は、「孫に手伝ってもらってうれしい。でも、結構厳しく言うときがあるからね」と笑い、瑞結さんも「店に入るまでは、一回もケンカしたことなかったんですけど、入ってからはお互い頑固で言い合いすることが多くなった」と苦笑いだ。そして、「実際に店を手伝ってみると、めちゃくちゃ大変。これをひとりでやってきたのは本当にすごい」と尊敬の眼差し。料理も少しずつ教わっているという瑞結さんに、女将は「書いたレシピは何もないから、見て覚えてもらうしかない。自分もそうやって覚えてきたから」と、“師匠”の顔をちらりと覗かせた。

もちもちふわふわ! 絶品「かにしんじょう」

ここで4種類の部位を使った「とりもつ煮」が登場! レバー、砂肝、ハツ、キンカン、こんにゃくを汁がなくなるまで煮込んだ、おつまみにぴったりな一品だ。武藤さんも「部位によって歯応えや味が違って面白い。食べ応えがあって、お酒が何杯でも飲めそう」とチューハイが進む!

常連さんにお店の魅力を聞くと、「やっぱりママがいいんじゃない。正直だよね」、「いつもニコニコ笑っていて、話が楽しい!」とみなさん笑顔。そして、瑞結さんについては、「ここのアイドルでしょ!」「間違いなくそう!」と口を揃えた。

「店を辞めようと思ったことはない」という女将。「大変と思ったら、すべてが大変になる。自分の中で“大変”を“楽しい”に変えていったら、全然違います」と語る。一方、瑞結さんも、「店を継ぐ決意はあります!」と断言。「でも、一人でできるかは不安」と話し、きたろうさんは、「決意があれば大丈夫! ばあちゃんだって、決意だけでやったんだから!」と背中を押した。

続いては、ズワイガニを使った「かにしんじょう」を! 「もちもちふわふわでカニの味もしっかり。贅沢〜」と武藤さん。ふわふわ食感に仕上げるため、すり身に空気を入れながら約30分練るそうで、この作業は瑞結さんが担当。「めちゃくちゃ大変」だそうで、きたろうさんは、「食べるの簡単なのにね。料理ってそういうもんだよね」と頷くのだった。

最後の〆は、「にら粥」。ベーコンだけで出汁をとり、ニラと卵を加えたお粥を、きたろうさんは「ニラが全く邪魔してなくて、よく合う。うまい!」と絶賛しながら味わい尽くした。

50歳で酒場を開業し、料理も接客もゼロからスタートしたにも関わらず、その人柄と料理のおいしさで人気酒場を作り上げた女将。「お客さんに励まされて今がある。自分ひとりの力じゃできないですから。良い人生だと思いますね」。瑞結さんも「今しかできないことを、ばぁばと一緒にできているので、私はすごく幸せ」と瞳を輝かせる。 そして、「酒場とは?」の質問に、「皆さん知らない人同士、お友達になって楽しくお酒を飲んでね。そういう場所」と女将が答えると、瑞結さんが、「出会いの場ですね」とスッキリまとめてくれました!

木むらのオススメおつまみ

千葉県房総半島の郷土料理“さんが焼き”

叩いたアジの身を味噌で味付けし、ネギ、生姜を加えて、あわびの貝殻に盛って約10分焼き上げる。アジの旨みにさっぱりした薬味がアクセントになり絶品! 千葉県房総半島の郷土料理だ。
さんが焼き1,200円(税込)

女将自慢のオリジナル料理“さばねぎ”

香ばしく焼き上げたサバの身をほぐし、大根のツマとネギをたっぷり乗せた、女将考案のオリジナル料理。味付けは塩のみで、さっぱりといただける人気の一皿だ。
サバ本来の旨みが味わえるさばねぎ1,000円(税込)

味と食感の違う4つの部位が味わえる“とりもつ煮”

レバー、砂肝、ハツ、キンカン、こんにゃくを煮込んだ鶏のもつ煮は、汁がなく、おつまみにぴったり! 4種類の部位の歯ごたえの違いを楽しめる、食べごたえのある一品だ。
とりもつ煮750円(税込)

ふっくらふわふわの食感が楽しい“かにしんじょう”

ふわっとした食感に仕上げるため、すり身に空気を入れながら約30分練り込み、約180℃の油で5分揚げる。もちもちふわふわの食感に、ズワイガニの旨みもしっかり味わえる贅沢なしんじょう。
しんじょう2個1,300円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「刺身盛合せ」2,500円(税込)※仕入れにより値段内容は変わります
  • 「帆立バター」1,000円(税込)
  • 「まぐろホッペ」1,500」円(税込)
  • 「ささみフライ」1,100円(税込)

きたろうさんから、木むらへ贈る「愛の叫び」

ばぁばと孫の見事なコンビネーション
いつまでも見ていたい

―――きたろう

「房総料理 木むら」

住所
営業時間
定休日
東京都台東区浅草1-14-1
17:00〜22:00
日曜 月曜
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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