BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#493

ほてい

2024/9/28放送

東京都台東区入谷で創業49年目!
元野球部のエースとマネージャー
二人三脚で人気酒場を守る夫婦の物語

3つの調理法で味わう!「するめ丸一杯」

今宵の舞台は東京都台東区入谷。下町の雰囲気が残る街できたろうさんと武藤さんが訪れたのは、創業49年目を迎えた「ほてい」。二代目主人の大越泰孝さん(61歳)と妻の恵子さん(60歳)が夫婦で店を切り盛りしている。きたろうさんと武藤さんは、常連さんで賑わう店内で、さっそく焼酎ハイボールを注文して、「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、するめイカを3つの調理法で味わう「するめ丸一杯」。お酒好きにはたまらない「肝のルイベ」、鮮度が際立つ「刺身」、しょうが醤油でさっぱりいただく「ゲソの焼き物」が登場! どれもこれも抜群なおいしさで、きたろうさんも武藤さんも感激するばかり。「酒飲みのお客さんが多いんでね。これ出しておけば間違いない」とご主人もイチ押しだ。

店は昭和51年創業。泰孝さんの叔父・杉山豊さん(76歳)が開業したそうで、「先代はあちらに」とご主人が指さす先には、常連さんたちと一緒に酒を酌み交わす豊さんの姿が! 「お客さんだと思ってた」と驚くきたろうさんと武藤さんが、店名の由来を伺うと、「両親が『ホテイ湯』という銭湯をやっていて。それを和食の店にあわせて、ひらがなに変えました」と教えてくれた。

そんな豊さんから、二代目を引き継いだご主人だが、もともと料理が好きだったわけではなく、「魚の種類も知らないくらいでした。野球ばかりやっていたから」。なんでも、高校時代は甲子園を目指し野球の練習に明け暮れていたそうで、「ピッチャーだったんですよ。そうは見えないですけど(笑)」と恵子さん。常連さんも、「彼は報徳学園の金村選手と投げ合ったんだから! あの元近鉄の金村義明選手と」と明かす。兵庫県立武庫之荘高校(平成17年に閉校)で野球部に所属していたご主人は、昭和55年夏、甲子園予選で報徳学園と対戦し、5対3で負けたのだという。きたろうさんは、「本当に!?」と驚き、「5点しか取られなかったの? すごいっ」と感心。そして、「でも、そうは見えないよ! 丸顔のピッチャーって想像できない!(笑)」。

東京生まれのご主人は、5歳の頃、父親の転勤で関西に移り住み、小学校の頃から野球小僧に。高校時代は野球に明け暮れ、卒業後に上京。叔父が営んでいた「ほてい」で働き始めたのだ。「料理も店のことも、全部、叔父から教わりました」と言うご主人。先代の豊さんは、「料理も上手いし、才能がある。もうバッチリでしたよ」と太鼓判。豊さんの引退を機に50歳で二代目を継いだ甥の泰孝さんに「彼が来なかったら潰れてましたね」と感謝するのだった。

夫婦で考案した新名物「鯛しゃぶ」

続いていただくのは、「牛もつ煮込み」。48年間続く伝統の味は、定番の味噌ベース。「味噌の加減がちょうどいい。王道だね!」と大満足のきたろうさん。武藤さんも「お肉が柔らかくて、おいしい〜」と頬が落ちそうになるのだった。

ご主人と妻・恵子さんの出会いは、45年前。なんと、高校時代の野球部のエースとマネージャーだったとか! 恵子さんは、高校卒業後、キャビンアテンダントや空港ラウンジの受付で働いていたそうで、今から8年前に野球部の同窓会で再会し、意気投合。「僕は再会して完全に一目惚れです」と言うご主人と、「高校時代と変わらない雰囲気に安心できたから」と話す恵子さん。ふたりは、3年間の交際を経て、令和元年に結婚したのだ。女将として働くことに「不安はありましたが、ずっとサービス業で働いてきたし、ひとりじゃなくてふたりだから」と恵子さんは、ほほ笑み、ご主人は、「ケンカも一切しない。気が合うんですよ!」とうれしそうに胸を張った。

ここで登場したのは、「豚の角煮」。プルプルの大きな角煮にストンと箸が通る柔らかさ。「素晴らしい! 旨い」と絶句するきたろうさん。約5時間煮込むそうで、武藤さんも「繊細で丁寧。ホロホロ〜」と頬が落ちそうだ。

創業から48年。多くのお客さんたちから愛され続ける「ほてい」。常連さんたちは、「料理は何食べてもおいしいし、女将さんが、ほんわかしていて、いつも笑顔」、「このお店は女将さんでもってます!」と店の魅力を語り、ご主人は、恵子さんの「全部に感謝してます。存在そのものに」と断言するのだった。

最後の〆は「鯛しゃぶ」。「11月以降は名物の『あんこう鍋』が人気なんですが、夏場はなかったので、『鯛しゃぶ』を女将が考案したんです」とのこと。鯛の刺身とかぶと煮がついた贅沢な一品にふたりは大喜び! さっそく、しゃぶしゃぶを口に運び、「旨いな〜! 鯛ってこんな味がするんだ」としみじみ味わうきたろうさん。武藤さんも「お刺身とはまた全然違って、旨みが……」と目を細める。ご主人は、「鹿児島県産の1.5㎏くらいの鯛を使っています。これくらいのものが身が締まっていておいしい」とこだわりを教えてくれた。そして、しゃぶしゃぶの後のお楽しみ、雑炊も、言わずもがな絶品だ!

ご主人にとって、酒場とは、「日々の疲れを癒す場所」。女将が目指すのも「安らげる場所」とのこと。夫婦ふたり、向かう方向もやはり同じなのである。

ほていのオススメおつまみ

イカを3つの調理法で味わう“するめ丸一杯”

肝のルイベ、ゲソの焼き物、刺身と、スルメイカを丸ごと味わえる3種類の料理がセットになっている。肝のルイベは大人の味わいでお酒好きにはたまらない珍味。刺身はねっとりした食感で旨みたっぷり!ゲソの焼き物はしょうが醤油でさっぱりといただく。
するめ丸一杯1,200円(税込)

先代から味を受け継いだ“牛もつ煮込み”

48年間受け継がれる伝統の味の煮込みは、味噌味ベース。定番かつ王道ながら、丁寧に煮込まれたモツは柔らかく、繊細な味わいだ。
牛もつ煮込み770円(税込)

5時間煮込む人気定番メニュー“豚の角煮”

火を通した豚バラ肉に、たまり醤油、みりん、砂糖、酒などを加え、約5時間煮込む。すっと箸が通る柔らかさで、口に運べばホロホロと溶けるような食感のやさしいおいしさ。
豚の角煮770円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「穴子の天ぷら」1,300円(税込)
  • 「貝柱のサラダ」880円(税込)
  • 「バクダン」880円(税込)

きたろうさんから、ほていへ贈る「愛の叫び」

野球部のエースは料理界でもエース
それを支えるマネージャー
再会してよかった

―――きたろう

「ほてい」

住所
営業時間

定休日
東京都台東区下谷1-8-20
11:30〜13:30
17:00〜22:00
日曜 祝日
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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