BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#527

季節料理の店

みさき

2025/5/31放送

東京都台東区谷中で創業29年目!
15歳から厳しい料理修業を重ね
人気酒場を作り上げた男の物語

名物の絶品刺身!「お好み三点盛り」

東京都台東区谷中(やなか)にやってきた、きたろうさんと武藤さん。谷中銀座商店街をぶらぶらしながら向かった今宵の酒場は、創業29年目を迎えた老舗店「季節料理の店 みさき」。厨房で腕を振るうのは、ご主人の三崎進さん(67歳)だ。昭和の風情が残る賑やかな店内で、さっそく、ふたりは焼酎ハイボールを注文して「今宵に乾杯!」

まずは、日替わりの「お通し三種盛り」。この日は、島豆腐、つくねのカレー煮、鯛の南蛮漬け。島豆腐は沖縄の豆腐で、「ちょっと固めですが、味がいいんですよね」とご主人。ふき味噌と一緒にいただけば、さらに絶品で、「うちのカミさんが沖縄出身」と聞いて、納得するばかり!

最初のおすすめ料理は、お刺身「お好み三点盛り」。“おまかせ”でお願いした盛り合わせは、真鯛、メバチマグロ、つぶ貝。まずはご主人こだわりのメバチマグロの赤身からいただいて、「おいしい〜」とうっとりする武藤さん。続いて愛媛県産真鯛に、「上品な甘み!」と感激。コリコリとした歯ごたえの北海道産つぶ貝も新鮮そのものである。

岩手県の一戸町で生まれ育ったご主人。「小学生のとき、はじめて食べた寿司屋のちらし寿司の旨さに感動して、寿司屋になりたいと思った」そうで、中学卒業後は、迷わず盛岡市の寿司店で働き始めたという。「仕込みを全部やって、賄いを任されたんですが、何も知らない15歳の小僧には大変でした。その頃、私は左利きで、最初に左手で包丁を持ったら、ぶん殴られて。和包丁は片刃だから、右手で使わなきゃダメだったんです」。

その後、20歳で寿司店を退職し、岩手県内の和食料理店に就職。23歳で上京した。「和食料理店に入って一番大変だったのは、やったことのなかった揚げ物。油の音を聞いて、温度を判断して調整するのが大変だった」という。「最初は誰も教えてくれないんです。だから先輩を飲みに誘って、酒飲みながらゴマすって教えてもらうんです(笑)」。厳しい修業も、「料理が好きで入ったし、自分が選んだ道。これ以外のことは何もできない」と強い意志で挑み続けたご主人は、25年間に及ぶ修業を経て、平成9年、40歳で「みさき」を開業したのだ。

そんなご主人だが、上京当時は、東京での暮らしに戸惑いを感じていたそうで、「東京は落ち着かない場所で、息苦しさが常にあった」と振り返る。「東京に出てきた途端、給料が3倍になって、店を変わるたびに給料が増えていく。東京って怖いと思いました」と苦笑いだ。

驚くほどのおいしさ!「ゴーヤチャンプル」

続いては、「島らっきょの天ぷら」を。きたろうさんは、「俺、らっきょ好きじゃないんだよ」と言いながら口に運び、「これは、らっきょじゃないよ(笑)。らっきょ嫌いでも食べられる。旨い!」と感激。武藤さんも、「普通のらっきょよりもクセがなくて、食べやすい」と気に入った様子で、ご主人は、「これはカミさんの甥っ子が宮古島で作った島らっきょの新物」と胸を張った。

次に登場したのは、「ゴーヤチャンプル」! 具材は、島豆腐、ゴーヤ、ランチョンミート、もやし、卵。「ゴーヤチャンプルもなかなか食べないよなぁ」と言うきたろうさんだが、一口食べて、「うまい!」と目の色が変わる。ご主人は、「食べ慣れない人にも食べやすいように」と、ゴーヤを薄めにスライスし、具材それぞれの火の通り方を考えて、ひとつひとつ炒め時間を変えるという。味付けも、「ゴーヤの苦さが他の具材に移ってしまわないように、最後に塩胡椒、醤油、ごま油を入れて軽く混ぜるだけ」と気を配り、面倒な手間も「それでお客さんがおいしいと言ってくれるから」と厭わない。それでも、料理のこだわりを伺うと、「こだわらないのが、こだわり!」と言ってのけ、きたろうさんたちを驚かせるのだった。

さて、ここで「茄子チーズ焼き」が登場! 茄子と玉ねぎ、豚肉を炒め、チーズを乗せた、ちょっとおしゃれな一皿。トロトロの茄子にケチャップととろけるチーズの相性は抜群! ふたりは大喜びである。

「お客さんがおいしいと言ってくれる、それだけでやっていてよかったと思います」とご主人。常連さんは、お店の魅力について、「旬のものを美味しくいただける」、「マスターの職人気質なところ。魚の仕入れから、なにからなにまで職人!」と話し、従業員の女性は、「お客さんとマスターの距離が近くて会話が楽しめる」とも。ご主人は、「人に恵まれて育ってきたので、嬉しいし、ありがたいです。みんなに助けられてやってきました」と謙虚な言葉。きたろうさんは、「成功する人って、出会いが恵まれてるよね。それも大将の人柄だよ!」と頷くのだった。

最後の〆は、ご主人の故郷岩手県産の鶏を使った「とり雑炊」。「卵がとろっとろでおいしい! ごま油もいい香り〜」と目を細める武藤さん。きたろうさんも、鶏の旨みに喉を鳴らしながら、「〆にぴったりだね」と大満足!

ご主人にとって酒場とは、「ストレス発散の場。おいしいものを食べて、一緒に会話して、喜んで帰ってもらいたい!」。最高の酒場である。

みさきのオススメおつまみ

お店の名物“お好み三点盛り”

この日のご主人のおすすめは、真鯛(愛媛県産)、メバチマグロ、つぶ貝(北海道産)。メバチマグロは舌ざわりのよい赤身部分を選んで仕入れているそうで、期待どおりのおいしさ! 真鯛は上品な甘みが感じられ、つぶ貝も新鮮でコリコリとした食感がたまらない。
お好み三点盛り1,580円(税込)

沖縄県から直送された“島らっきょの天ぷら”

親戚が宮古島で作っているという島らっきょを塩漬けにし、衣をつけて160℃の油で1分揚げる。クセがなく食べやすく、らっきょ嫌いのきたろうさんもペロリと平らげてしまうほどのおいしさだ!
島らっきょの天ぷら680円(税込)

ご主人考案の人気メニュー“茄子チーズ焼き”

茄子、玉ねぎ、豚肉を炒めてチーズをのせ、マヨネーズ、塩胡椒、ケチャップで味付けする。とろとろの茄子とチーズの相性が抜群! ちょっとおしゃれな一皿だ。
茄子チーズ焼き780円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「とり竜田揚げ」680円(税込)
  • 「納豆オムレツ」680円(税込)
  • 「ニラうなぎ玉子とじ」1,580円(税込)
  • 「寿司5貫」1,000円(税込)※要予約 仕入れにより内容値段が変わります

きたろうさんから、みさきへ贈る「愛の叫び」

こだわらない こだわりに
こだわる大将 名人!!

―――きたろう

「季節料理の店 みさき」

住所
営業時間
定休日
東京都台東区谷中3-8-8
18:00〜23:00(L.O. 22:30)
日曜 祝日の月曜
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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