BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#545

つち活

2025/10/25放送

東京都北区東十条の老舗酒場
鮮度抜群の活魚にこだわるご主人の
絶品いけす料理に舌つづみ!

赤身、尾の身、ベーコン「くじら三種盛り」

今宵の舞台は、東京都北区東十条。きたろうさんと武藤さんが訪れたのは、東十条駅から徒歩2分、昭和53年創業の人気酒場「つち活」だ。「漁師さん直送のお店」という看板に興奮しながら暖簾をくぐると、迎えてくれたのは、ご主人の土屋政一(まさかず)さん(71歳)。さっそく、焼酎ハイボールを注文したふたりは、常連さんたちと一緒に「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、「くじら三種盛り」。赤身、尾の身、ベーコンの贅沢な盛り合わせに、きたろうさんは、「大人の食べ物だよね」と大喜びで、まずは赤身からいただいて、「うまいねぇ〜! なんでこんな繊細な味なんだ!」と感激。尾の身はくじらの尾の部分で、ご主人いわく、「尾っぽに脂があるから、いわば、くじらのトロだね」とのこと。脂はたっぷりとのっているが決して重くなく、「すっと溶ける感じでおいしい〜」と武藤さんも目を細めた。

店名はご主人の苗字「土屋」と「活魚」から命名したそうで、店内には、いけすがあり、ご主人が千葉県南房総の漁師から直接仕入れる活魚をその場で調理していただくことができる。水槽の維持には温度設定や海水の入れ替えなど手間もかかるというが、そこはご主人のこだわり! 「バブルの頃には3台置いてましたから!」とどこか誇らしげなご主人だ。

次のおすすめは、「もずくの天ぷら」。ご主人がダイビングでよく訪れるという久米島の太もずくを使用し、人参や長ネギ、紅ショウガなどと混ぜ合わせてかき揚げに! ボリュームたっぷりな一皿に、「食べ応えがある!すごいね!」と満足げなきたろうさん。武藤さんも、「もずくの天ぷらってあんまり食べないですよね」と言いながら、「もずくが太い! サクサクでおいしい〜」と止まらない!

埼玉県川口市で生まれ育ったご主人は、中学生の頃から料理に興味を持ち、高校卒業後は迷わず料理の道へ。寿司店を始め、ふぐ・すっぽん料理店などで料理修業を重ねたが、自分より年下の先輩料理人からこき使われる日々に、「何度もやめようと思った」とも。そして、そんな厳しい板前修業に耐えながら、「人に使われるのはイヤ。なんとしても独立したい」と、24歳の若さで独立。まずは、地元・西川口に酒場を開業したのだ。

しかし、当初は客足が伸びず、苦労の連続だったとか。「地元だから、絶対お客さんは来ると思ってたら、そんなに甘くはなく……。当時、まだ若かった俺はパンチパーマなんかかけて、周りからガキだとバカにされてましたね」と苦笑する。それでも1年ほどで徐々にお客さんが増えて店が軌道に乗ると、昭和62年には、「都内で勝負してみたい」と、北区東十条に店を移転させたのだ。

鮮度抜群の「さざえの刺身」は歯応えが違う!

さて、続いていただくのは、千葉県南房総産の「さざえの刺身」。いけすからきたろうさんが一つ選んださざえをその場で捌いてお刺身に! 鮮度抜群のさざえに、「めっちゃ新鮮! めっちゃ旨い!」と大感激のきたろうさん。ご主人は「食感が違うでしょ」と胸を張り、武藤さんも「食感がサクサクしてる! おいしい!」と舌つづみをうち、新鮮な肝まで堪能した。

ここで15年来の常連さんたちにお話を伺うと、「くじらを始め、焼きもの、刺身、煮物、創作料理、なんでも最高」と絶賛! 沖縄料理がお気に入りとの声も上がる。ご主人は、「南房総と久米島にしか行かない」と笑い、41歳から始めた趣味のダイビングで、「久米島にはもう70回以上行った。海入るのは楽しいですよ。いろんな魚がいますから」と目を輝かせる。今では久米島で暮らす仲間たちも増え、酒場の仕事で忙しい毎日の大切な息抜きの場となっているのだ。

次に登場したのは、「もつ煮込み豆腐入り」。きたろうさんは、「旨いよ、なんかやさしいね。仕込み方もね。お肉が食べやすく小さく切ってあって」と感心しきり。武藤さんも「確かにお味噌の味がガツンというよりもふんわりしておいしい! お肉も柔らかい〜」とうっとりだ。

ところで、ご主人は10年前から続けている活動があるそうで、「この辺りには、昔から野良猫が結構いたんですよね。でもどんどん子猫が生まれると親猫から放置されてしまってかわいそう。だから猫の去勢手術費の募金を集めてます」と、店の隅に募金箱を設置している。そして、「毎日、店が終わると、数匹の野良猫が散歩に付いてくるんです。一緒に近所を一周してからお別れするのが日課」なのだと、下町のほっこりエピソードを語ってくれた。

最後の〆は「八丈島名物島寿司」。たこ、タイ、まぐろ赤身、さくら(馬肉)の握り盛り合わせ。旬の魚などを醤油ベースのタレに漬けて握る八丈島の郷土料理だそうで、何もつけずにそのままいただける。まずは、さくらから食したふたりはそのおいしさに唸り、「脂がとろけますね〜」と武藤さん。めずらしいたこの漬けも「しっとりしていておいしい」と大満足だ。

「料理を出して、お客さんが旨いと喜んでくれる時がやっぱり一番楽しい」と話すご主人にとって、酒場とは、「美味しい料理を出す所」。潔くシンプルな答えに、きたろうさんも納得するばかり!!

つち活のオススメおつまみ

お店自慢の大人気メニュー“くじらの三種盛り”

赤身、尾の身、ベーコンの三種類をたっぷり贅沢にいただける一皿。繊細な味わいの赤身はクセもなく美味。くじらの尾の部分である尾の身は、たっぷりと脂がのった、いわば“くじらのトロ”。柔らかくプルプルした食感で、脂は重くなくすっと溶けるようなおいしさだ。
くじら三種盛り3,850円(税込)

沖縄県久米島から直送される“もずく”の天ぷら

久米島もずく、人参、長ネギ、紅ショウガ、ゴボウを使ったかき揚げ。久米島もずくは、その太さが特徴。食べ応えも十分で、サクサクのかき揚げは、常連さんたちにも大人気の一品だ。
もずくの天ぷら1,045円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「新さんま焼き」1,045円(税込)
  • 「牛すじ煮込み豆腐入り」880円(税込)
  • 「鳥味噌焼き」1,320円(税込)
  • 「ゴーヤチャンプル」1,045円(税込)

きたろうさんから、つち活へ贈る「愛の叫び」

海を愛する男が酒場にダイビング
クジラも大喜び

―――きたろう

「つち活」

住所
営業時間

定休日
東京都北区東十条2-3-8
12:00〜14:30(月〜金)
17:00〜24:00
不定休
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

ページトップへ