BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#547

居酒屋

酒笑ほろよい

2025/11/8放送

地元の人々に愛されて創業30年!
先代主人が作り上げた人気酒場を
守り続ける親子の物語

赤字覚悟の豪華刺身「磯盛」!

今宵の舞台は、東京都葛飾区堀切菖蒲園。昔ながらの下町感ある街で、きたろうさんと武藤さんがお邪魔したのは、創業30周年を迎え、31年目に入った「居酒屋 酒笑(ほろよい)」。店を切り盛りするのは、女将の山崎佳代子さん(54歳)と二代目を継いだ次男の翔さん(35歳)だ。明るく開放的な店内で、きたろうさんと武藤さんは、さっそく焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、「磯盛」。この日は、大間産のマグロや北海道産のホタテにタコ、鹿児島県産のカンパチなどの5種類。「下町だから、安くて豪華でないと」と女将が言うとおり、980円(税込)という儲け度外視の価格設定もありがたい! きたろうさんは、マグロから食して、「旨いね。さすが大間産! とけちゃうよ」と頬が落ちそうで、武藤さんも「ずっと食べていたい。口の中が幸せ〜」とうっとりだ。

葛飾区堀切で生まれ育った女将は、30年前、料理人だった夫の優(まさる)さんとともに「酒笑」を開業した。都内の割烹料理店で板前として働いていた優(まさる)さんには、“ナンパ”されたそうで、18歳で結婚。その6年後、優さんは独立し、ふたりで「酒笑」を開業したが、女将は、「最初は反対でした。子供も小さかったし。でも、夫は独立願望が強かったから……」と振り返る。「酒笑」と書いて「ほろよい」と読ませる店名を考えたのも優さんだそうで、「誰も読めない!と思いましたが、『お酒を飲みながら笑顔に』という彼の思いがあったので。あんまり飲み過ぎると『泥酔』になっちゃいますが」と笑う。

次のおすすめは、「マグロと深谷ねぎの串焼き」。マグロのトロと赤身を深谷ネギの間に刺して焼いた串は、ボリュームもたっぷり! 「焼いても脂がしっかりのってる。ネギも甘くておいしい!」と武藤さんは舌つづみをうち、二代目主人の翔さんは、「一度食べたら毎回注文される方も多い」と胸を張った。

続いては、店内の生簀で泳いでいたアジを使った「アジなめろう」を。「先代はタタキのみだったんですが、自分はなめろうもメニューに加えました」という二代目自慢の一品に、武藤さんは「おいしい〜」と歓声をあげ、きたろうさんも、「旨いよ! これを目指してくるお客さんも多いだろうね」と感心する!

先代考案の斬新メニュー!「コロッケピザ風」

女将曰く、「開業当時は、何をやっても儲かるような時代だった」そうだが、年月が経つうちに「だんだん暇になってきちゃって、どうにかしなきゃ」と、開業から24年後、古くなった店を建て直し、令和元年に新たなスタートを切った。しかし、その4年後、夫・優さん(享年56)が突然倒れて帰らぬ人に……。「優しい人でした」とつぶやく女将。常連さんたちも「すごい良い人、としか言いようがない!」、「仲良くてうらやましい夫婦だった」と口を揃え、女将が見せてくれた優さんの遺影に、きたろうさんも「めっちゃいい男だね!」と頷くのだった。

先代が亡くなった時は、店を閉めることも考えた女将だが、「次男が『一緒にやろうか』と言ってくれて、よかった」と二代目に感謝する。翔さんは、18歳から23歳の間、御茶ノ水の和食料理店で修業したものの、その後は飲食の仕事から離れていたが、両親が開業した酒場を守りたいと一念発起。33歳でふたたび包丁を握った。そんな翔さんのこだわりは、「食材のロスを減らすこと。例えばなめろうも、タタキと同じアジを使ってメニューを増やせるし、骨は最後に油で揚げて「骨せんべい」としてサービスし、頭から尻尾まで無駄なく使います」とこだわりを語ってくれた。

さて、ここで登場したのは、「コロッケピザ風」! コロッケの上に玉ねぎやベーコンなどとミートソース、チーズを乗せて焼いた斬新な料理だが、考案したのは先代だとか! 食べてみると「なるほど、完璧なイタリアン!」ときたろうさん。武藤さんも、「おもしろい! おいしい! お腹もいっぱいになる!」と大喜びだ。

店をやっていてうれしかったことは、「やっぱりお金!(笑)。お客さんがたくさん来てくださって、最後に売り上げを計算するときが一番うれしい」と答える、飾らない女将。きたろうさんは、「正直でよろしい!」とニンマリするが、一方で店をやるうえで大事にしていることを伺うと、「料理に厳しかった先代からの教えを守って、ちょっとでも焦げたりしたら、絶対お客さんに出しません。妥協せず全部一から作り直します」と、キリリとした表情を見せる女将であった。

最後の〆は、二代目考案の「サーモンとキノコの明太クリームパスタチーズ焼」。パスタに加えるのはキノコ、サーモン、玉ねぎ、明太クリームソース。2種類のチーズをかけて焼き上げてあり、「クリーミーでおいしい!」、「お見事!」とふたりも大満足!

創業から30年。週末は長男の翼さんも店を手伝い、家族一丸となって守り続ける老舗酒場。できるだけ長く続けていきたいと言う女将にとって、酒場とは、「お酒を飲んで笑顔で楽しい場所」。二代目主人は「出会いの場」と語り始めるが、きたろうさんは「女将のを採用!(笑)」と、ほろ酔い気分で一刀両断!

酒笑のオススメおつまみ

足立市場で仕入れる鮮魚を使った“磯盛”

この日の盛り合わせは、マグロ(大間産)、タコ(北海道産)、サーモン、ホタテ(北海道産)、カンパチ(鹿児島県産)。赤字覚悟の下町価格で提供される豪華な刺身はどれも新鮮! ボリューム感も大満足だ。
磯盛980円(税込)

大間の鮪を使った“マグロと深谷ねぎの串焼き”

大間産マグロのトロと赤身を深谷ネギの間に刺して焼き上げた後、自家製ダレにつける。脂ののったマグロは焼いてもその美味しさが際立ち、深谷ネギの甘みと相まって絶品! リピートするお客さんも続出だとか。
マグロと深谷ねぎの串焼き400円(税込)

常連客に人気の定番メニュー“コロッケピザ風”

先代考案のオリジナルメニュー。鉄鍋の中にコロッケを入れ、その上に玉ねぎ、ナス、にんじん、ピーマン、ベーコン、ミートソース、チーズをのせて焼き上げる。「酒笑」だけでしか食べられないユニークな一品だ。
コロッケピザ風650円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「おでん7種」600円(税込)
  • 「手作り豚煮」650円(税込)
  • 「活あわび」1,100円(税込)
  • 「まぐろユッケ」980円(税込)
  • 「茄子餃子」550円(税込)

きたろうさんから、酒笑へ贈る「愛の叫び」

親子でつくる味
ほろよいは何て心地いいんだろう

―――きたろう

「居酒屋 酒笑(ほろよい)」

住所
営業時間
定休日
東京都葛飾区堀切5-10-3
17:00〜23:00
水曜
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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