BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#549

炭火焼鳥

いなほ

2025/11/22放送

焼き鳥好きが高じて25歳で脱サラ!
様々な苦労を乗り越えて
老舗酒場の暖簾を守り続ける男の物語

看板メニューの「焼鳥」に舌つづみ!

今宵の舞台は東京都江戸川区船堀(ふなぼり)。きたろうさんと武藤さんがお邪魔したのは、都営新宿線船堀駅のガード下で創業39年の「炭火焼鳥 いなほ」。焼き台の前で腕を振るうのは、三代目主人の小暮聡さん(43歳)だ。お客さん同士が肩を寄せ合う昭和レトロな雰囲気の店内で、ふたりは、さっそく、焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、看板メニューの「焼鳥」。「焼き鳥が大好きで、今でも仕事終わりに焼鳥屋さんによく行く」というご主人が備長炭で焼き上げる「白レバー」と「せせり」。わさびでいただく「せせり」に、「いやぁ、旨い! わさびが利いてるね〜」と感激するきたろうさん。「白レバー」が大好きという武藤さんは、「口いっぱいに広がるこの感じが幸せ〜」とうっとりだ。

千葉県印西市で生まれ育ったご主人。25歳までサラリーマンだったそうで、「料理経験もなく、レタスとキャベツの違いも分からなかったくらい」と笑う。しかし、25歳の時、大の焼き鳥好きが高じて酒場に興味を持ち、昼はサラリーマンとして働きながら、夜は焼鳥屋でアルバイトを始めた。「やってみると、すごく大変で。キツいので辞めさせてほしいと言ったんです。そしたら、オーナーに、『じゃあ、昼間の仕事を辞めてきたら。サラリーマンやってても先が見えないんでしょ? 自分で店やりたいんでしょ?』って言われて」と、酒場の仕事一本に絞ることを決意。焼鳥店で約6年、割烹居酒屋で約2年の料理修業を重ね、料理の技や酒場経営ノウハウを身につけたのだ。

続いてのおすすめは、自家製タレでいただく「つなぎ」と「もも」。心臓と肝臓を繋ぐ血管部分「つなぎ」は希少部位。「柔らかくて脂が甘い! おいしい〜」と舌つづみを打つ武藤さん。焼き鳥好きなご主人が、「いろんな種類を食べられるように小ぶりにしてます」というサイズ感もちょうどよく、「もも」もペロリと平らげる二人であった。

昭和61年にこの場所で開業した「いなほ」。創業者も二代目のオーナーも、小暮さんとは直接の関わりはなかったそうだが、彼の独立願望を知っていた知人が、リタイヤを考えていた二代目オーナーと引き合わせてくれたのだとか。そして、平成27年に先代から店を譲り受け、「いなほ」三代目の主人となったのだ。

ここで次のおすすめ、「牛すじ塩煮込み」が登場! 牛すじを自家製だしと塩で1時間煮込み、仕上げにネギを乗せたシンプルな一品。きたろうさんは、「う〜ん、旨い! 何の嫌味もないね」と唸り、武藤さんも「味がしっかりしてるのに重くないんですよね」と大満足!

〆は絶品! パリパリふっくらの「焼きおにぎり」

店を受け継いだ当初は、昔からの常連さんに、「お前に出来んのかよ!?」、「お前とはウマが合わねぇ!」などと厳しい言葉をかけられたそう。それでも1年もすると手ごたえを感じるようになり、店を引き継いで5年後には常連客も増えて店は順風満帆だったという。しかし、そんなタイミングでコロナ禍に突入。一気に店は存続の危機に……!

「すっごく不安で、店を辞めたいと思うこともあった」と言うが、緊急事態宣言時には、「食材を捨てるのはもったいない。近隣の人に無料で配ろう!」と、1日約400本の焼鳥を約1カ月間、無料提供したのだとか! 「こんな時に、人のために何かできるんだったら、いいなと思って」とご主人。きたろうさんと武藤さんは、驚き感心するばかりだが、「でも、奥さんは怒るでしょう!?」ときたろうさん。この質問に、妻・三貴子さん(36歳)本人にご登場いただき、答えてもらうことに! 「反対はしませんでした。偉いなと思いましたね。でも仕込みがすごく大変で、彼は倒れそうになってました」と振り返る。

ご主人が以前働いていた酒場で出会い、22歳で結婚した三貴子さんは、結婚から4年後、ご主人の独立後に「いなほ」で一緒に働き始めた。ご主人のことを「やさしくて面白い人」と言いながら、「直してほしいのは、お酒を飲んで説教すること」と笑う。3人の子育てをしながら家庭を守り、店が忙しい時には出勤してご主人を支え続ける。そんな彼女がいてこそ、ご主人は安心して酒場の仕事を続けられるのだ。

次に登場したのは、「ホッケ炭火焼き」。「炭で焼くと、ふっくら加減が全然違う」とのことで、武藤さんは、「おいしい〜! 脂がのっていて塩加減もいい」と大喜び!

最後の〆は、「焼鳥屋さんの焼きおにぎり」と「鶏がらスープ」。鶏がらスープは、染み入るような美味しさながら、「しつこさがないんだよ」ときたろうさん。そして焼きおにぎりは、全面を焼き上げた後に焼き鳥のタレをつけて二度焼きし、外はパリパリ、中はふっくら! 最後にバターを乗せた最高の組み合わせに、至福の表情を浮かべる武藤さんだった。

常連さんたちからも、「小暮くんの焼鳥は圧倒的においしい」、「店の魅力は大将」、「お茶目で優しくて明るい」、「お客さんが和気あいあいと楽しめる雰囲気にしてくれる」と慕われるご主人。そんなご主人にとって、酒場とは、「明日の活力になる場所!」。焼き鳥愛あふれる絶品料理と旨い酒で、明日への活力、満タン!!

いなほのオススメおつまみ

お店の看板メニュー「焼鳥」“白レバー&せせり”

とにかく焼き鳥が大好きというご主人が備長炭で焼き上げるこだわりの焼鳥。「せせり」は、わさびとの相性が抜群! 新鮮さが際立つ白レバーは、口に入れると、とろりと溶けるようなおいしさがたまらない。
「せせり(わさび)」210円(税込)、「白レバー(塩)」230円(税込)

秘伝のタレで味わう「焼鳥」“つなぎ&もも”

希少部位の「つなぎ」と「もも」を自家製のタレで。心臓と肝臓を繋ぐ血管部分の「つなぎ」は柔らかく美味! 様々な種類を食べてもらうため、一串を小ぶりにしているのはご主人のこだわりだ。
「つなぎ(タレ)」220円(税込)、「もも(タレ)」160円(税込)

人気の定番メニュー“ホッケの炭火焼き”

北海道産のホッケを炭火で約10分焼き上げる。炭火で焼くことで、身はふっくらと仕上がり、脂ののったホッケのおいしさが際立つ。
ホッケ炭火焼き850円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「月見生つくね(タレ)」2本400円(税込)
  • 「お刺身3点盛り」1,100円(税込)
  • 「鶏唐揚げ」590円(税込)
  • 「牛ももタタキ」1,050円(税込)
  • 「ねぎま(タレ)」1本160円(税込)

きたろうさんから、いなほへ贈る「愛の叫び」

やきとり愛が深すぎて
地元に愛をわけていた

―――きたろう

「炭火焼鳥 いなほ」

住所
営業時間
定休日
東京都江戸川区船堀2-23-9
17:00〜24:00
日曜
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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