BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#556

酒処

蔵八

2026/1/17放送

和・洋・中の絶品料理に舌つづみ!
亡き母と共に作り上げた人気酒場で
創業30年の暖簾を守り続ける男の物語

母直伝の関西風「おでん」を味わう!

今宵の舞台は、東京都北区北赤羽。きたろうさんと武藤さんが向かったのは、JR埼京線北赤羽駅浮間口から徒歩1分。創業31年目を迎えた老舗酒場「酒処 蔵八」。店を切り盛りする二代目主人の大場賢治さん(55歳)と従業員の阿部美希さん(55歳)に迎えられ、ふたりはさっそく焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、「明太子オムレツ」。たっぷりの明太子とシャキシャキのネギが入ったオムレツは、ふっくらとした口当たりで、「やっぱり料理人が作ると旨いなぁ〜」と感心するきたろうさん。味付けは企業秘密だが、ご主人が「バターも使ってます」という濃厚な味わいに、「お酒が進む!」と武藤さんも感激だ。

店は創業30年。平成7年にご主人が母の美知子さんとふたりで開業したという。もともと現在の場所にあった酒場で働いていた美知子さんは、30年前、その店のオーナーが亡くなった際に、酒場を引き継ぐことを決意。当時サラリーマンを辞めたばかりの賢治さんに声をかけ、一緒に「蔵八」を開業したのだ。そんな美知子さんは今から約1年前に亡くなったそうで(享年78)、ご主人は店内に飾った母の写真に目をやりながら、「見守ってもらおうと思って……」とつぶやく。そして、「明るくて元気な人でした。もうあと1年生きてたら、30周年を一緒に迎えられたんですが」と少し寂しそうな顔を見せた。

そんな亡き母の思い出の味「おでん」が次のおすすめ! 「お好きなものを」とのことで、きたろうさんが選んだのは、「ちくわ、大根、はんぺん」。武藤さんは「玉子、ごぼう巻き、ちくわぶ」を。先代女将直伝のおでんは、昆布とカツオの出汁に薄口醤油を加えた関西風。出汁のやさしい味わいに、「お母さんの味がする。ちくわを食うと小さい頃を思い出すよ」と、きたろうさんはしみじみ。

IT系専門学校を卒業後、銀行関連の会社に就職し、一度はサラリーマンを経験したご主人。本格的な料理経験も無いまま、母親に誘われ、25歳で酒場の世界に飛び込んだ。「その頃は大変でしたね。分かんないことだらけで」と振り返るが、酒場で働き始めてからは、自ら様々な飲食店を食べ歩いて研究し、母親の味付けを学びながら料理の腕を磨いていったのだ。

続いていただくのは、「手作り蔵八餃子」。パリパリの羽根つき餃子は、もともとあった先代女将のメニューをご主人がアレンジ。こんがりと焼けた羽根つき餃子に、「パリパリ! 肉汁がすごい!」と目を細める武藤さん。「ニンニクが利いてて旨い! なかなかの餃子だねぇ」ときたろうさんも感心しきりだ。

肉汁たっぷり! 絶品「自家製ハンバーグ」

料理のこだわりを伺うと、「皆さんに美味しく楽しんでもらえるよう心がけているだけですね」と淡々と話すご主人だが、常連さんたちは、「おいしいですよ〜!」、「ここ来るたびに太っちゃう」と絶賛し、「ご主人をなんかほっとけなくてついつい来ちゃう」とも。そして、ある常連さんが「先代女将が作る焼きおにぎりがすっごく美味しかった!」と力説し始めると、ご主人は「女将さんじゃなくて、作ってたの俺だって!」と苦笑い。そんな和気あいあいとした雰囲気に、きたろうさんは「なんか公民館にいるみたい!」と和むのだった。

次の料理は、ご主人自慢の「自家製ハンバーグ」! ご主人が調理中に従業員の阿部さんにお話を聞くことに。もともと常連さんだったという阿部さんは、生前の女将とも約2年間共に働いていたそうで、「女将さんがいたので女性でも来やすくて、女性ひとりの常連さんも結構多い」と話し、きたろうさんに、「じゃあ、今は阿部さんが女将さんのかわりだね」と言われて、「とんでもないです!」と首を振った。

そうこうしていると、ボリュームたっぷりの自家製ハンバーグが登場! ふわっとした食感で肉汁があふれ出す本格なおいしさに「いや〜、旨いねっ! さすがだ」ときたろうさんは唸り、武藤さんも「酒場で出てくる料理じゃない! ジューシーでおいしいなぁ」とうっとり。ご主人は、「毎日あるわけじゃないんですが、心待ちにされてるお客さんも多いですね」と胸を張るのだった。

「お客さんと色々話してバカ言いあったりするのが楽しい」と言うご主人。「アットホームで和気あいあいと楽しくやるのが、自分も女将さんも思ってきたことなんで」と話し、「創業から30年の間には、キツい時もありましたが、なんとか辞めようとは思わずにやってこられた。女将さんには感謝ですね。ひとりじゃここまではできなかったから」と母への思いを口にするのだった。

最後の〆は、「あんかけ焼きそば」。またまた本格的な中華料理に、きたろうさんは「酒場じゃないだろ〜!」とツッコみつつ、ズズっと麺をすすって、「あ〜っ、旨いねぇ!」と箸が止まらない。武藤さんも「麺にカリカリのところがあっておいしい! 味付けしっかりで、お酒飲む人用ですね」と大喜びだ。

「体が動く限り、やっていきたい」というご主人にとって、酒場とは、「楽しく飲んで、明日の活力になる場所」。きたろうさんは、「そうだよね。酒場の基本。楽しく飲めれば人生最高! 他にいらないよ!」と大満足である。

蔵八のオススメおつまみ

女性客に大人気“明太子オムレツ”

具材は卵と明太子とネギ。ネギを入れることでシャキシャキとした食感がアクセントに! 味付けは企業秘密だが、バターなども使用しているとのこと。ふわっとした食感と濃厚な味わいがたまらない、お酒がすすむ一品だ。
明太子オムレツ650円(税込)

亡き母親の思い出の味“おでん”

母の味を受け継ぐおでんは、昆布とカツオの出汁に薄口醤油を加えて煮込む関西風。やさしい味わいの出汁がたっぷり滲みたおでんに、心も体もほっこりと温かくなる。
おでん盛(1人前6品)690円(税込)※冬季のみ提供

常連客に大人気“自家製ハンバーグ”

ふわっとした食感で肉汁あふれるジューシーなハンバーグは、酒場で出てくるとは思えない本格派。材料は牛豚の合い挽き肉、玉ネギ、バター、ナツメグ、牛脂、塩、コショウ。毎日あるメニューではないため、お客さんも心待ちにしている一品だ。
自家製ハンバーグ890円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「ホッケ焼」790円(税込)
  • 「自家製やわらかチャーシュー」690円(税込)
  • 「レバニラ炒め」690円(税込)
  • 「豚肉の唐揚」690円(税込)

きたろうさんから、蔵八へ贈る「愛の叫び」

ほっとけない大将が生みだす
酒場の空気 心地よい!!

―――きたろう

「酒処 蔵八」

住所
営業時間
定休日
東京都北区浮間3-1-55
17:00〜24:00
日曜
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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