BS-TBS「〜癒・笑・涙・夢〜夕焼け酒場」 毎週土曜よる6:00〜6:30 BS-TBS
#564

やわらぎ

2026/3/14放送

東京都足立区綾瀬で創業44年目!
地元の人々に愛されながら
人気酒場を作り上げた夫婦の物語

鮮度抜群で絶品!「いわしのうす造り」

東京都足立区綾瀬にやって来た、きたろうさんと武藤さん。お邪魔するのは昭和57年創業の老舗酒場「和(やわらぎ)」だ。入口には「いわし料理」と書かれた幟(のぼり)がはためき、いわし好きのきたろうさんは否応なくテンションが上がる! 昭和レトロな雰囲気の店内で、ご主人の野崎博之さん(69歳)と妻の穂積(ほつみ)さん(67歳)に迎えられ、ふたりはさっそく焼酎ハイボールで「今宵に乾杯!」

最初のおすすめは、カウンターに並ぶ日替わりの大皿料理。この日は、「豚の角煮」「煮アワビ」「菜花おひたし」の三種類で、きたろうさんは「菜花おひたし」を選び、「さっぱりとした大人の味。俺の目に狂いはない!」と満足気。「煮アワビ」を選んだ武藤さんも「柔らかくて、味が滲みて、おいしい〜」と目を細める。

続いては、ご主人自慢のいわし料理から「いわしのうす造り」を。丁寧に包丁を入れ、美しく盛り付けた一皿は見た目も美しく、一口食べれば、「脂がのってておいしい〜」と感激する武藤さん。きたろうさんも自家製ポン酢でいただいて、「うんまっ!」と絶句し、「お見事!」と唸った。

茨城県の高校を卒業後、料理人を志して上京した博之さんは、都内の懐石料理店などで厳しい修業を重ねたのち、26歳で姉と二人で「和」を開業した。「姉はそれまでスナックをやってましたが、一緒にこんな酒場をやりたいなと思って。姉の名前が和子(かずこ)で、以前から「和(やわらぎ)」という店名を使ってたんです」。資金は姉が用意したそうだが、きたろうさんが「大将も修業期間に貯めたでしょ!?」と聞くと、女将が「いや、全部使ってました! 結婚式するときマイナスでしたから!」と笑う。そして「昔の板前は宵越しの金は持たない。ツケで飲んで、給料出たら全部払っちゃう」と付け加えると、ご主人も「後輩にはご馳走するもんです。割り勘なんて恥ずかしい!」と昭和の男気を見せつけた。

次は「いわしの梅はさみ揚げ」。揚げたてアツアツをいただけば、いわしの身はふわっと柔らかく、梅肉とのバランスも最高! 「いわし自体が旨いから、何と合わせてもいいね〜」ときたろうさんも大満足。

茨城県北茨城市大津町の漁師町で生まれ育ったご主人。「昔、実家が“いさばや(五十集屋)”(魚市場や水産加工業者など魚介を扱う事業者)をやっていた」そうで、幼い頃に母親が作ってくれた新鮮な魚料理の美味しさが味の原点。現在も週に3回、川崎の水産業者から魚介を取り寄せ、いわしを始めとした新鮮な海の幸を提供しているのだ。

いわしの旨み引き立つ「つみれ汁」

ここで「きんきの煮付け」が登場! 大きなきんきを丸ごと一尾使った煮付けは、かつお出汁をベースに濃口醤油、酒、みりん、砂糖、生姜で味付け。「上品な味付けで、ほんのり生姜も利いておいしい〜」と武藤さんもうっとりだ!

料理は博之さんが作り、女将は接客を担当。「主人の料理は、何食べてもおいしいし、自信を持って薦められる」と太鼓判を押し、「何でも一生懸命やってくれるところがいい」とご主人の魅力を語る。一方、ご主人は、「女将は結構うるさい(笑)」と言って、みんな爆笑! 女将は「主人は銀行やお金のこと、何にも分かってない。銀行でお金もおろすこともできないんだから」と明かし、きたろうさんは「どうしようもないね(笑)」とあきれ顔。武藤さんは「大将に渡したら、全部使われちゃう!」と、ごもっともだ!!

そんなふたりの出会いは、ご主人の修業時代、同僚に穂積さんの母親がいたことで、当時、穂積さんが営んでいたお好み焼き屋に通うようになり、交際がスタート。44年前に結婚し、ご主人の姉がリタイアした27年前からは夫婦二人三脚で「和」を切り盛りしてきた。結婚したのは、「縁でしょうね」とはぐらかすご主人だが、「仲いいじゃん!」ときたろうさんにツッコまれると、急に猫なで声で女将に「愛してるよぉ〜」(笑)。

そんなやりとりを見ながら、常連さんたちも、「最高でしょ!」「本当に仲がいい」「見習いたい」など口を揃え、「料理が最高においしい!」と「和」一筋だ。そして、そんな常連客からも大人気の「えび真丈」が次の料理。サクっとした衣に中はふわふわ。「口あたりが軽くて、えびの食感もいい」とふたりも絶賛だ。

店を長く続けるには、「毎日一生懸命やるしかない」とご主人。以前、利き手を骨折したときもそのまま厨房に立ち続けたそうで、料理人としてのプライドがそうさせた。そんな「和」だが、跡継ぎはいないという。「息子はイタリアンのシェフをやっているけれど、子供は子供の人生。何ももったいないとは思わない」と未練ナシ!

最後の〆は、「いわしのつみれ汁」。きたろうさんは、「いやぁ、旨い……」と喉を鳴らし、武藤さんも「いわしの旨みがギュッと詰まってる!」と感動しっぱなし。

最後に恒例の「酒場とは?」の質問をすると、ご主人は「いいこともあったし、悪いこともあった。いろんな勉強ができましたね」と言うが、きたろうさんは「もっと哲学的に!」とダメ出し。女将が「憩いの場所」と言うと、ご主人もしたり顔で「酒場とは憩いの場所ですね」とリピートして、またまた大爆笑である。

和のオススメおつまみ

日替わりで飽きのこない“大皿料理”

カウンターに並ぶ大皿料理は日替わりで、この日は、「豚の角煮」、「煮アワビ」、「菜花おひたし」の3種類。「菜花おひたし」はさっぱりとおいしく、大人の味。「煮アワビ」は柔らかく味がしっかりしみてたまらないおいしさだ!
菜花おひたし450円(税込)、煮アワビ900円(税込)

ご主人自慢の看板メニュー“いわしの刺身”

丁寧にうす造りにした、見た目も美しいいわしの刺身。 自家製ポン酢をつけてさっぱりといただけば、臭みもなく絶品! 脂がのったいわしのおいしさが堪能できる。
いわしのうす造り480円(税込)

梅肉と大葉が旨味を引き立てる“いわしのはさみ揚げ”

いわしの身に梅肉と大葉をはさみ、衣をつけて175℃の油で約2分揚げる。揚げたてをいただけば、身はふわふわで感動的なおいしさ! 梅肉といわしのバランスも見事である。
いわしの梅はさみ揚げ480円(税込)

常連客も太鼓判“えび真丈”

外側のサクっとした衣の中は、ふわっと軽い口当たり。エビの食感もよく、味がついているので、何もつけずにいただいても、レモンを絞っていただいても美味。
えび真丈850円(税込)

【こちらもオススメ】

  • 「さつまあげ」480円(税込)
  • 「いわしの南蛮漬け」480円(税込)
  • 「皮ハギの刺身」3,800円(税込)
  • 「きんきの煮付け」3,000円(税込)※値段は仕入れにより変わります
  • 「かきあげ」850円(税込)
  • 「炙りさば寿司」900円(税込)
  • 「いわしのつみれ汁」480円(税込)

きたろうさんから、和へ贈る「愛の叫び」

いわしの鮮度 夫婦の鮮度
やわらぎました。

―――きたろう

「和(やわらぎ)」

住所
営業時間
定休日
東京都足立区綾瀬2-24-12
17:00〜22:00
日曜・祝日
  • ※ 掲載情報は番組放送時の内容となります。

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