お酒というよりは、美味しい惣菜がたらふく食べられるといった趣の三祐酒場。
奥野木さん姉妹が腕を振るう料理目当てに、長年通っているファンも多いとか。そんな料理を引き立てる、タカラ「焼酎ハイボール」なのである。
奥野木さん姉妹が切り盛りする「三祐酒場」は、東京の下町曳舟に昭和2年に開業した居酒屋だ。朝8時に千住の市場に食材を買い出しに行くと姉の知恵子さん。「美味しそうな食材を買ってね、それをメニューに載せるの。だから季節によって料理も変わってくるし、なくなったらおしまい」。カウンターには寿司屋よろしく冷蔵ケースが置かれ、中には仕込んだ食材が並んでいる。お通しは50円。メニューには煮込みや揚げ物、刺身などに加え、朝仕入れた旬の料理が並ぶ。いつでも美味しい惣菜が食べられると、途中下車して立ち寄る馴染み客も多い。おすすめの料理を注文すると、串カツと煮込みが出てきた。揚げたての串カツはボリュームたっぷり。煮込みは肉とコンニャクのシンプルな一品。それに「焼酎ハイボール」が定番だ。「煮込みは戦前からのメニューなの。越後から特別に取り寄せた味噌を使ってね。野菜は肉の旨味をぼかすから使わないのよ」
知恵子さんの説明を聞きながら、一口。味噌に包まれた肉を噛みしめた瞬間、滋味が弾けるように広がった。味わい深い煮込みには、さっぱりとしたのどごしが楽しめる「焼酎ハイボール」がよく合う。
その味わいを家庭で楽しめるのが、タカラ「焼酎ハイボール」なのである。
曳舟「三祐酒場」
- 店主
奥野木知恵子さん - ● 東京都墨田区京島1-7-2
- 03-3611-9801
- ● 営業時間/17時〜23時
- ● 定休日/日曜・祝日、 第2・第3土曜日
昭和2年に東京の下町曳舟に開業。踏切を渡った先にあるビルの1階に掲げられた大きな赤提灯と暖簾が目印だ。
- ※ 週刊現代 掲載分
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